水瓶座の世界


現在、木星と土星が滞在中の水瓶座

大きな時代の流れを導く星のサイクルでも水瓶座の導きの時
改めてその響きを知っておきたいですね


水瓶座を説明するときによく並んでいるワード

自立、自由、改革…
この辺りはみなさんも見かけたことあるでしょうか
私もこの辺りをよくつかっています


「自立」

その言葉の意味を改めて調べてみると、
「他者に頼らず…全部自分でやる」
といった意味合いも出てくるんですよね

例えば、社会人になったので実家を出て
一人暮らしする時にもつかえそうな感じ

確かにこれも自立なんですよね


でも。

水瓶座の世界での自立は
少し違ったイメージで捉えてみた方がしっくりきます

それは12星座のサイクルに
人の成長を当てはめてみることで見えてきます


11番目の星座、水瓶座は
一つ前の山羊座で社会的な達成を完了させ
そこから個としてさらに広い世界へ出ていくステージ

そういうプロセスでの、自立を当てはめてみると⁈

先ほどの社会人になりたての頃の自立とは
だいぶニュアンスが違ってくるんですよね

もうその経験はとっくに通過している
既に社会人として生きることはしてきた

その社会を卒業して…のステージで
この自立という言葉を受けとるとしたら⁈


「何にも束縛されることなく、
 自分の意思で自分を社会に立たせる」

そういう感じがしっくりくるなと思います

そこでちょっと例えばを出してみると、

定年後のおじさまが時間ができたので歌のサークルに入ってみることにした
そんなシチュエーションを想像してみて

そこでは既にもう充分に社会で自立してきた大人たちの集まり

だけれど、おじさまにとって歌は初めての世界
楽譜だって読めないし、ピアノを弾くなんて論外

そういう状況でサークルに入って、でも別にそこで
誰にも頼らずに楽譜を読んで、ピアノも順番に担当してくださいね、

なんて話は誰も求めなさそうじゃないです⁈


むしろ例えば、おじさまが社会で長年やってきた
リーダーとしての経験が、おばさま方に重宝がられ

すぐにサークルの長に大抜擢!みたいな感じの方が
愛があって、ワクワクするシナリオだなと思うんです


何にも束縛されることのない、趣味の団体
そこに自分の意思で入って、
そこにいることが心地よいから自分の意思で続けて、

「これまでに確立した自分をそこに立たせる」

この感じが、水瓶座の世界での自立だなと感じています


そう生きることで、
全体が織りなすタペストーリーの大事な一部として、
自分の色が輝く

全体に貢献、全体の調和

それぞれは自由に自分の意思でそこに在る


そうなると逆に、全てを自分でやろうと
オールマイティな駒になってしまうのは
その色からは遠ざかってしまいますね

むしろ、それぞれに
自分にはできない、苦手があることは潔く認めてしまう

自分ができる、自分の役を際立たせて、
自分の凹凸、色をはっきり魅せていくこと


水瓶座が導く新しい世界を生きていくときに
とても重要になってくると思います


こうして、それぞれが自立して生きる世界は
多様性を尊重した世界でもあると思うんですね

みんなに同じ色、
同じモノサシでの合格点を求めていない

この水瓶座の世界が成熟してくると、
みんながある意味プロフェッショナルな存在

そうしてそれぞれに助けが必要な時に
でも、何にも束縛されることなく

それぞれが自分の意思で人と繋がり
自分を他者へと生かしていく


そう、水瓶座に「ボランティア」というワードが
並んでいることもあるんですが

だからこれもその視点から見るなら
弱い、出来ない人をサポートするみたいな感じの

現在の社会でのボランティアというイメージではなく

自分ができることで全体へと貢献して
逆に必要な時には自分も受けとって…

そういう優しい世界なんだろうと思います


みんなそれぞれに生まれてくる時に
自分を色鮮やかに設定してきています

その自分を生きること

とてもシンプルにそうしていくことで
誰もが自立した水瓶座の世界は創造されていく





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